燃え尽きた人

競技かるたに限らず、何事も強くなるには一定の努力が必要ですよね。

 

皆さんは強くなるために日々の練習をがんばっていると思いますが、実はがんばりすぎもよくないんですよ。

 

今回はいろいろながんばりすぎに対して、それが逆効果になるパターンを紹介します。

 

練習を熱心にがんばり、かるたについていろいろ考えているのになかなか大会でいい成績が残せない、といった人は今回の記事が参考になるかもしれません。

 

 

燃え尽きた人

 

 

練習をがんばりすぎている

強くなるために練習は必須ですが、やりすぎもよくないというのはご存知でしょうか?

 

基本的に練習というのは、負荷を与えることで成り立っています。あえて負荷を与え、その負荷がかかっている状況に体を慣らすことで能力が上がる、というわけですね。

 

一番わかりやすいのは筋トレでしょうか。

 

筋肉に負荷を与え、筋繊維を破壊することで、体は次に同じ負荷がかかっても大丈夫なように筋肉をより強い状態に回復させます。これを「超回復」といったりします。

 

競技かるたでも同じで、脳に負荷を与えることで暗記能力が向上し、それが強さへと結びつきます。

 

ですが、「超回復」の仕組みからもわかるように、負荷を与え続けるだけでは能力は向上しないのです。練習と同じくらい休息も必要です。

 

どうしても練習をぶっ続けでやると、練習のクオィティが落ちますしね。ついでにモチベーションも下がります。

 

なので、あまりやる気が起きないのに練習いかなきゃ、とか、今日は疲れているけど疲れているときだからこそ練習しなきゃ、みたいな根性論は逆効果ですので、そういうのをやっちゃっている人は注意しましょう。

 

考えることをがんばりすぎている

ある程度強くなったり、競技かるた歴が長くなってくると、ただ練習しているだけじゃ成長しなくなってきますよね。

 

なので、練習の質を高めるためにもいろいろなことを考える必要があります。

 

ですが、この考えるということもがんばりすぎると逆効果になってしまいます。

 

考えすぎの何がいけないかというと、やっぱりどうしても不自然な動きになってしまうのですね。

 

たとえば、自分は手をだしすぎるから待って札をとってみようとすると、理想の動きよりワンテンポ遅れて楽に札を守られたり、お手付きが増えたり、とするわけです。

 

もちろん、改善しようとしての結果なので、最初はうまくいかないのは当たり前なのですが、ここでの問題は今まで積み上げたことを無視して、新しいことだけをやっている、というところにあります。

 

自分のかるたの悪いところを探そうと思えばいくらでも出てくると思うのですが、改善しようとする思いが強すぎるあまりに、自分のいいところまで殺してしまう結果となっているのです。

 

これが考えすぎの罠です。

 

他にも、いろいろな改善点を思いつきすぎて、そのすべてに手を出した結果、どれも中途半端のまま終わってしまう、といったことも考えられます。

 

質を上げる、改善点を修正するには、今までのかるたに少し変化を加えるだけで十分です。考えすぎて新しいことを求めすぎる癖がある人は、今持っているもので勝負できないか、という点から考えてみるのもいいでしょう。

 

暗記をがんばりすぎている

以前、暗記を鍛えるためには気合いが必要と記事を書いたのですが、これも行き過ぎるとよくありません。

 

矛盾しているじゃないか!と思われるかもしれませんが、ある人には気合いが必要ですし、ある人は暗記をがんばりすぎてはいけないのです。結局バランス感覚が大事ということですね。

 

関連記事:暗記のコツ?気合いだよ気合い!

関連記事:競技かるたで一番大事なのはバランス感覚

 

さて、暗記をがんばりすぎると何が起こるかというと、全く動けなくなります。また、動けたとしても動きが非常に硬くなります。

 

暗記だけで脳がいっぱいになってしまい、読まれたときの動きに割けるリソースが不足してしまっている状態ですね。

 

暗記の上限を上げるために気合いを入れて暗記をすることも大事ですが、自分が無理することなく暗記に割ける力はどのくらいなのか、ということを知っておくのも大事なことです。

 

これを知っておくと、「あ、今自分焦って、無理に暗記入れようとしているな」とかいうことが試合中にわかり修正が利きやすくなります。

 

過大評価も過小評価もしない、自分の等身大の姿を知っておくというのは、本当に大事なことだと思います(それが一番難しいことでもあるのですが)。

 

おわりに

以上、ついがんばりすぎちゃうこと3選でした。

 

こういうブログを見に来てくれる人というのは、おおむねがんばりすぎちゃう人に分類されると思いますので、意識的にがんばりすぎないようにしてみましょう。

 

案外そっちのほうがバランス取れて、いいかるたが取れるということがあると思います。

 

自分がどっちに偏っているかを知ることで、逆の方を意識的にしてみる、そうやってバランスをとっていくのが、強くなる秘訣なのかもしれません。