実力とは

かるたをしていると、「あなたの実力なら上がれてもおかしくないのにね」とか「実力的には勝てた」とか、よく実力って言葉を耳にしますよね。

 

これは何も競技かるたに限った話ではないんですが、この「実力」っていったい何なんでしょうね。

 

自分が発揮できる最大限のパフォーマンスを指すのか、それとも平均的なパフォーマンスを指すのか、変わったところでいくと、自分のパフォーマンスをどれだけ引き出せるかを実力ということもできます。

 

そこで今回は私が思う実力の正体について語ってみたいと思います。

 

結論を先に言っておくと、私が思う実力とは、どんな状況でも最低限発揮できるパフォーマンスを指します。

 

 

実力とは

 

 

最低の力を実力だと思う理由

それでは、なぜ私が最低限発揮できるパフォーマンスを実力だと思うのかについて説明します。

 

端的に言うと、こう考えるほうがメンタル的にいいんじゃないか、と個人的に思っているからです。

 

そもそも、実力の定義付けなんてもの自体に正解はありません。各々自由に評価すればいいのです。

 

だったら、一番自分にとって得な評価をすればいいじゃないかということで、最低限発揮できる能力を実力と評価しているのです。

 

では、その評価方法から得られるメリットとは何か。

 

以下、それを解説します。

 

メリット1.言い訳がなくなる

最大のメリットはこれですよ!

 

もし、最低限発揮できる能力以外を実力としてしまった場合、その実力以下の試合をしてしまったときに出る言葉が、「調子が悪かった」や「本当の実力が出せていたら」とかいうやつです。

 

これってなんだか言い訳がましくありません?笑

 

実際は調子も悪くなく実力も十分出せていた可能性もあるわけなのに、こんな言葉で濁していてはなかなか反省もできません。

 

それに、そんなこと言われたら対戦相手もいい気はしませんしね・・・

 

メリット2.謙虚になれる

また、このとらえ方をしていると謙虚になれます。

 

負けたら実力不足、勝てても実力+αのおかげということで、おごることなくその+αの要素の解明に時間を使えます。

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」って有名な言葉がありますが、こう考えたほうが結果的に強くなれると思います。

 

ちなみに、謙虚と謙遜は似ているようで全然違う態度です。

 

謙遜は相手から言われたことを否定する行為、謙虚は相手から言われたことをそのまま受け取る行為です。

 

謙虚は現実をしっかり見つめられているという点で強くなるために必要ですが、謙遜は現実を見れていないという点では、強くなるためには不要だと思います。

 

最低の力を実力としたときの注意点

というわけで、強くなるためには最低限発揮できる力を実力と考えたほうがいいのですが、いくつか注意点があります。

 

先ほどの謙虚と謙遜もそうですが、強くなるために繋がらないとらえ方をしてしまっては意味ないですからね。

 

注意点1.改善するための方法であることを自覚する

この実力のとらえ方は、現状の問題点を洗い出し、それを改善し強くなるためのとらえ方です。

 

いたずらに自分を責めるための考え方では決してありません。

 

なので、下の級に負けたときに、「自分の実力はこんなものか」と落ち込むだけでは意味がありませんし、「この程度の実力なんだから大会で勝てるわけない」みたいな逃げに使うのも違います。

 

負けた原因の分析→改善を怠らないようにするためのマインドセットですので、その辺は勘違いしないようしていただけると幸いです。

 

注意点2.結果は実力だけで決まらないことを知る

実力をこのようにとらえると、勝負の結果というのは単純な実力だけで決まらないことがわかってきます。

 

それこそ、自分や相手の調子、出札の順番、読みの相性、その試合にかける意気込み、などで結果なんてすぐに変わります。

 

「勝負は水物」と言われるゆえんですね。

 

そこで大事になるのが、実力に上乗せできる要素も練習のうちから見つけておく、といったことになります。

 

たとえば、自分の能力の振れ幅が20~50として、20を30に上げるのが基本的な考え方(実力を上げる)になるとしたら、自分が40の力を出せる条件を知っておくというのが、実力に上乗せできる要素を見つけるということになります。

 

実際の試合では最低限の能力しか発揮できない、ということはまずないので、こういった練習も必要になってきます。

 

まとめ

というわけで、今回実力=最低限発揮できる力、という定義の提案をしたのですが、少し抽象的な内容になってしまいました。

 

結局一番言いたかったかのは何かというと、自分が格下だと思っている相手に負けたとき、調子が悪かったからでなく実力がなかったから負けたと考えることで、強くなるために必要なものが見つかるんじゃない?ということです。

 

この考えを一般論的にまとめようと試みたのが、今回の記事になっています。

 

自分の中でもまだ完全にまとまっているとは言えないので、またちょいちょいリライトしてみようと思います。

 

それでは!