思い出す人

今回は自陣の取り方についてです。

 

競技かるたは敵陣を取ることが大切ですが、自陣の取り方も大事です。

 

敵陣だけでなく自陣も読まれるから、というのもそうなんですが、敵陣を取るために自陣の取り方が大切になるのです。

 

そこで今回は、敵陣をしっかり取るための自陣の取り方について考えてみます。

 

 

思い出す人

 

 

自陣を覚えすぎることによるデメリットとは?

自陣の取り方を意識すべき理由に、自陣を覚えすぎるとデメリットが発生するというものがあります。

 

デメリット1.お手つきが増える

デメリットの1つ目として、お手つきの増加が挙げられます。

 

自陣は暗記が入りやすい+距離が近いということで、暗記を入れすぎると逆にお手つきが増えてしまいます。

 

よく大差をつけられているときに自陣に暗記を傾ける人がいますが、あれもお手つきが増えるためあまりよくないと思います。

 

もしやるなら相当お手つきに注意して、守るしかありません(そうすると敵陣が取れなくなるので、良くて運命戦にしかならないということにもなります)。

 

デメリット2.敵陣が取れなくなる

もう一つのデメリットとしては、敵陣が取れなくなるということです。

 

自陣と敵陣だと定位置の関係でどうしても自陣のほうが反応しやすいです。

 

たとえば、自陣に「かく」敵陣に「かさ」「かぜを」があり、「か」という音が聞こえたときに、自陣を覚えすぎていると自陣の「かく」にしか反応できない、といったことが起きてしまいます。

 

ここで「かさ」と読まれても敵陣に反応することは難しいです。一番覚えていて、思い出しやすいのが自陣、つまり「かく」の札なので。

 

これが逆、つまり敵陣をよく覚えていると自陣の「かく」を思い出し、取れる確率というのは上がってきます。

 

そのため、自陣を覚えすぎるとかなりバランスが悪くなってしまい、「自陣しか取れないかるた」になってしまうというわけです。

 

参照:攻めがるたと守りがるた

 

自陣の覚え方

では、どのように自陣を覚えればいいのか。

 

それがタイトルにもあるように、忘れるぐらいがちょうどいい、ということになります。

 

といっても、これも私的な感覚ですので、どういうのが正解なのかは一人一人変わってくると思います。

 

なので、いろんな強い人に自陣をどんな感覚で覚えているか聞いてみてください。

 

ここでは私なりの覚え方を紹介します。

 

自陣の覚え方1.暗記時間の最初に自陣を完璧に入れる

忘れるためには、まず覚えなければなりません。

 

そのため、暗記時間の最初を使って自陣をがっつり入れます。

 

慣れている人は最初の並べる段階で、自陣が入るって人もいますね。

 

私は暗記が遅いので、5分ぐらいかけて自陣を覚えます。

 

基本的にはこれ以降、自陣だけを覚えることはしません

 

自陣を並べるときに見るだけとか、次に紹介する敵陣と紐づけて覚えるとかをするぐらいです。

 

ちなみに、自陣を覚えられたかどうかは、あいうえお順で決まり字を回して一回もつまらないぐらいを目指しています。

 

自陣の覚え方2.後は敵陣を覚えるついでに”思い出す”

それ以降は基本的に敵陣だけを覚えます。

 

私の場合は今のところ、自陣と結びつけるという作業すらしません

 

これは私ががっつり最初に自陣を覚えるという作業をしているというのと、自陣がどうしても気になるという自分の性格を鑑みてのものです。

 

この辺のバランスのとり方は、何度も自分なりに試行錯誤するしかありません。

 

結びつけないでどう覚えるのかというと、基本的には頭に一瞬よぎらせるだけですね。

 

意外に最初に覚えた自陣というのは頭に残っているものです。

 

敵陣を覚えていると無意識で自陣も気にしちゃう、みたいなイメージですかね。

 

なかなか自分の感覚を言葉にするのは難しいんですけど、意外と自陣って覚えられてるので、読まれた瞬間に思い出せればいいや、ぐらいの気持ちでちょうどいいのかな、と思います。

 

自陣の覚え方3.終盤は自陣をがっつり覚えるのもあり

最後におまけとして、終盤についてです。

 

イメージ的には場に10枚ぐらいですかね。

 

ここまで終盤にくると、作戦として自陣に重きを置く戦略も考えられます。

 

といってもお手つきのリスクは終盤でも変わらないので、そこらへんは注意する必要があります。

 

私がよく使うのは、自陣左の1字を優先して覚える、みたいな戦略です。

 

自陣右は反応でとれる、敵陣は抜けがちな相手だったら少し遅めでも取れる、相手が一番取りたいであろう自陣左を死守することで相手のペースを崩せる、などといったメリットがあります。

 

こういったちょっとした作戦も、試合経験の中で身に着けるものですね。

 

いろんな人に聞いてみたり、自分で試したりして自陣をしっかり覚えたほうがいい場合というのも持っておくといいでしょう。

 

まとめ

というわけで、今回は自陣の取り方について考えてみました。

 

基本的に自陣は、敵陣を取るための邪魔にならないようどう覚えるか、といったスタンスで取り方を考えるとうまくいくかなと思います。

 

まあ、自陣は覚えようと思ったらすぐ覚えられますし、取ろうと思えばいくらでも取れる場所なので、いろいろやりようはあります。

 

ぜひ、敵陣の暗記を邪魔しない自陣の覚え方というのを考えてみてください。