
皆さん、競技かるたの試合を何試合もしていると、脳が疲れたなーって思うことありませんか?私は何度もあります。
それでも、大会で勝ち上がり、昇段するためには、何試合も戦い抜かなければなりませんよね。ここが競技かるたの苦しいところであり、楽しいところでもあるんですが。
そこで今回は、何試合しても脳が疲れないようにするための方法を3つ紹介します。実は、脳は疲れることはなく、体が疲れているだけか、ただ脳が飽きているだけだ、みたいな考えもあるんですが、この辺は自分の中でもうちょっとまとまってから記事にします。
では、早速見ていきましょう!
方法①:エネルギー補給
方法の一つ目はエネルギー補給です。いわれなくても知ってるわ! っていう声も上がりそうですね笑
ただ、私がここでいいたいことは、あまり糖質の高い食べ物を食べないほうが良い、ということです。糖質が高い食べ物ってなにかというと、たとえば、おにぎりやパンなどの、いわゆる炭水化物系ですね。色でいうと黄色の食べ物です。
脳を使うと、エネルギーとして糖が使われるんだから、糖質が高い食べ物のほうがいいんじゃないの? と思われるかもしれませんが、糖質の高い食べ物を食べると、急激に血糖値が上がるんですね。すると、どうなるかというと、体内にインスリンが大量に放出されます。
このインスリンは、血糖値を抑える役割があるのですが、急激に血糖値が上がると、このインスリンが過剰に放出されてしまうのです。すると、今度は逆に血糖値が低下してしまい、脳に糖が行きわたらず、最終的に眠くなります笑
じゃあ、チョコレートとかもだめなのか!? ってことになりますが、この理論でいくとよくないですね笑 ただ、おにぎりとかパンと違い、チョコはそんな大量に食べないですよね。食べても一口程度とかじゃないでしょうか。それなら、そこまで急激に血糖値も上がらないので、大丈夫な気はします。
血糖値が高くなく、エネルギーが補給できそうなものといえば、バナナとかですかね。GI値(血糖値が上昇するまでの速さ)もチョコとかの半分ぐらいですので、インスリンが過剰に分泌されることもないと思います。
後個人的にオススメなのがSOY JOYです。あれもかなり糖質が低いです。薬局とかローソンで売ってます。ちなみにですが、ローソンはコンビニの中で、一番糖質制限にこだわっています。なので、パンとかでもロカボマークというマークが付いているものは、糖質が低めですので、ぜひ利用してみてください。
方法②:途中で立つ
二つ目は途中で立つことです。これは無意識的にやっている人も多そうですね。
なんとなくイメージできると思うのですが、立っているときって、座っているときより脳に血液が送られるんですよね。で、競技かるたって基本座りっぱなしじゃないですか。そりゃー脳に血液周らんわ、って話しです。
また、座って読書するより、歩きながら読書するほうが効率いいみたいなんですが、これ暗記時間にも使えたりするんですよね。つまり、座って暗記するよりも、一回頭に入ってしまったら、ぐるぐる歩き回って暗記するほうが効率いい、ということです。
たまに、暗記時間に立ちながら暗記している人もいますが、あれはあれで理にかなっている行為なのです。
なので、試合中に立つ、という行為も、気分を変えるため以上に、血の巡りをよくして、脳を活性化させる、という効果があるんですね。
後、試合と試合の間も、座っているよりは立ったり、歩いたりする方が、疲労も回復します。なんでも、軽い運動しているときよりも、ボーっとしているときのほうが、脳が使われているらしいです。なので、座ってボーっとしているより、歩いて脳に血液をめぐらせるほうが疲労回復にはおすすめです。
方法③:リズム運動をする
最後はリズム運動をする、ということです。リズム運動ってのはその名のとおり、一定のテンポで体を動かすことですね。先ほどの歩くだったり、ガムを噛むなんかも、リズム運動に当たります。
さて、このリズム運動何がいいかというと、脳にα波がでやすくなります。このα波ですが、これがでると、脳が疲れを感じなくなります。つまり、何試合もして脳が疲れても、まだまだ頑張れる、ということです。
このリズム運動ですが、競技かるた中に、歩いたりガム噛んだりはさすがにできないですよね(方法②でも説明しましたが、試合間にするのはおすすめです)。じゃあ、どうすればいいのか、ということなんですが、現状私がいいな、と思うのは、暗記をリズムよくすることです。
つまり、一定のリズムで暗記をすることを心がける。そのときに、手なんかを動かすと、なおいいです。実際強い人なんかみてると、リズムよく手を振って暗記していますよね。
私自身もよく考えれば、昔は頭を縦にぶんぶん振って暗記していました笑 客観的に見て気持ち悪かったので、今はやめましたが、あれも理にかなった暗記方法だったんだなーと今になって感じます。
おわりに
今回は脳が疲れないための方法を3つ紹介しました。これらは、競技かるただけに限らず、普段の生活でも意識すると、脳にいいことばかりです。
たとえば、勉強するときも、リズム運動、たとえばガムを噛みながら勉強すると、効果がでてきます。メジャーリーガーなんかがガム噛んでるのも、もしかしたらそういうことなのかもしれませんね。
また、休日とかで疲れを取りたいなーと感じたら、家でボーっとするのではなく、外に歩きに行ったほうが、かえって疲れがとれる、ということにもなります(歩くなら自然に囲まれた場所のほうが、効率いいらしいです)。
ということで、今回の内容は競技かるただけでなく、日常生活にも役立つ方法だと思うので、皆さんの人生にぜひ活用してみてください。
それでは!