下の句ひ札

皆さん、下の句の決まり字って意識したことありますか?

 

いや、こんなもの覚えなくても全然かるたはできるんですけどね、当然。

 

ですが、かるたをしていたら「ひと、から始まる札多いよな~」とか、「ね、から始まるのって、よもだけだよな」みたいなことを、ふと思いませんか?

 

思った人も、思わなかった人も、今回はそんな下の句の決まり字をまとめてみたので、ぜひ見ていってください!

 

下の句決まり字紹介

早速、下の句の決まり字を紹介していきます!

 

五十音順かむすめふさほせ順(同じ音から始まる歌が少ない順)かで迷ったんですが、せっかくなんで競技かるたっぽく、むすめふさほせ順で紹介します。

 

あ、ちなみに普通の決まり字も紹介しているので、まだ覚えていない人はこっちも見てください!

 

決まり字紹介part1

決まり字紹介part2

決まり字紹介part3

決まり字紹介part4

決まり字紹介part5

 

1枚札

まずは1枚札、つまり1字決まりの札ですね。

 

お、き、さ、す、つ、と、ぬ、ね、をの合計9枚です。皆さんこれらが、何の札かわかりますか?

 

正解はこちらです。

 

 

 

 

 

下の句の1字決まり

 

お(こころあ)、き(む)、さ(かく)、す(ちぎりき)、つ(しら)、と(たか)、ぬ(みせ)、ね(よも)、を(あまつ)ですね。

 

確かにどれも特徴的な見た目をしていますね。個人的には、「き」から始める札はもう少しあっても不思議ではない感覚ですが、それ以外はオンリーワンな感じが出てると思います。

 

2枚札

続いて2枚札です。

 

下の句の2枚札

 

2枚札はう、け、た、む、や、ゆの6種類ですね。

 

け、から始まる「いに」と「わすれ」は似ている札のイメージがありますが、ほかはそうでもないですね。むしろ、ほかにペアがいたんだ、という個人的な印象。

 

3枚札

続いて3枚札です。

 

下の句の3枚札

 

は、ふ、ま、も、の4種類です。

 

右側の2種類(ふ、も)は、下の句が2字決まりなのであまり同じというイメージはないですね。

 

逆に、「ひとは」と「もろ」(はなそ、はなよ)、「たれ」と「たち」(まつも、まつと)は似た札筆頭ですね。

 

こう考えると、下の句の頭文字が2文字目まで同じ札は似た札に分類されそうですね。

 

4枚札

次は4枚札です。

 

下の句の4枚札

 

く、し、よ、の3組です。

 

し、から始まる札はそんなにあったんだ、というイメージ。

 

よを、から始まる「わがい」と「ひとも」は、ゑの存在や文字数の違いで、似た札という感じはしないですね。

 

く札は、くも、から始まるが3枚ありますが、「わたのはらこ」はゐの文字のおかげで少し区別できますね。逆に残りの「め」と「なつ」は、共札感があります。

 

5枚札

そろそろ折り返し、5枚札です。

 

下の句5枚札

 

か、から始まる札のみですね。

 

全部2文字目が違うので、逆に5枚もあったのか、という印象です。

 

ちなみに、ここまで紹介した札でちょうど50枚です。しかも、上の句決まり字でも5枚札の「み札」までで、ちょうど50枚なんですよ!

 

こういうところが、百人一首の好きなところです。

 

6枚札

後半戦スタート、6枚札です。

 

下の句6枚札

 

枚数多いせいで、下が見切れてますね…

 

こ、な、わ、の3種類です。こ、な、わ、っていうと上の句の方でも全部6枚以上ありますね。

 

こ札は、ゑが入っている「おく」を除き、ころも、から始まる「きり」「はるす」、こひ、から始まる「うら」「つく」「こころに」がややこしい札ですね。

 

な札は、なほ、から始まる「もも」と「あけ」が少し似ているかな?なか、から始まっている札たちは別の札ってイメージですね。

 

わ札は、6枚中5枚が、わか、から始まっていますね。わかころもて、から始まる「あきの」「きみがためは」、わかみ、から始まる「つき」「はなの」は意識して覚えたい札の代表です。

 

7枚札

そろそろ終盤、7枚札です。

 

下の句7枚札

 

い、み、の2種類です。

 

それぞれの上段においてある3枚は、2文字目が違うため見分けやすいですね。

 

みたれ、から始まる「みち」「ながか」、みをつくして、から始まる「わび」「なにわえ」、いまひとたひの、まで一緒な「おぐ」「あらざ」は、初心者殺しのややこしい札たちです。

 

個人的には「さ」と「みかの」にはややこしいイメージないですね。

 

8枚札

上の句のラスボスが登場、8枚札です。

 

下の句8枚札

 

あ、から始まる札は下の句でも多いですねー

 

枚数が多い割には、ややこしい札はあまりありませんね。しいていうなら、あは、から始まる「ちぎりお」と「なにわが」がややこしいぐらい?

 

とはいっても、覚えるのはそこまで難しくなさそうな札たちですね。

 

10枚札

これで最後、10枚札です。

 

下の句ひ札

 

皆さんも予想できたかもしれませんが、ひ、から始まる札が一番多く、10枚あります。

 

上の句のあ札ほどではないにしろ、10枚は多いですね。むしろ、10枚中9枚が、ひと、から始まっているぶん、上の句のあ札よりややこしいかもしれません。

 

内訳をみてみると、ひとこそ、から始まる「やえ」と「わがそ」、ひとに、から始まる「なにし」「わたのはらや」以外は、3文字目がすべて異なっています。

 

ひと、から始まる札の中にしれっと交じっている「みかき」がいい味出してます。

 

まとめ

というわけで、これまでをまとめるとこんな感じです。

 

1枚札…お、き、さ、す、つ、と、ぬ、ね、を

2枚札…う、け、た、む、や、ゆ

3枚札…は、ふ、ま、も

4枚札…く、し、よ

5枚札…か

6枚札…こ、な、わ

7枚札…い、み

8枚札…あ

10枚札…ひ

 

この下の句の決まり字を覚えてなんのメリットがあるかというと、一つは初心者に決まり字を教えるときに、似た札をピックアップしてあげられるというのと、もう一つは、下の句かるたするときに少し有利ですね。

 

まあ、たまにはこういう観点で競技かるたに向き合うのも楽しいよ、という遊びの部分が一番ですね~