
皆さん、競技かるたにおける自分の弱みをしっかり把握していますか?
自分の強みを知ることはもちろんだいじですが、それと同じか下手をすればそれ以上に、自分の弱みを把握するというのも大事です。
そこで今回は、自分の弱みを知ることの大切さを解説していきます。
自分の弱さと今まで向き合った経験があまりないという人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
自分の弱さを自覚したほうがいい理由
最初に、自分の弱さを自覚したほうが強くなれる理由を説明します。
無意識的に自覚している場合もありますが、意識的に弱さを自覚することによって、さらに強くなれます。
理由1.改善点がわかる
1つ目の理由は、自分の改善点がわかるということです。
弱さとはすなわち、強くなる余地を残しているところになります。
なので、自分の弱さを自覚しないということは、強くなれる場所を見過ごすということに繋がります。
強くなりたければ自分の弱みを探してみる、というのも一つの手ですね。
理由2.正しい自己評価ができる
2つ目の理由は、正しい自己評価ができるということです。
弱さを自覚するということは、等身大の自分を見つめるということです。できないことはできない、と明らめる(諦める)ことによって、本当の自分を知ることができます。
弱さから目を背けていると、将来できるようになりたいことと、今自分ができることの境界が曖昧になってしまい、理想と現実のギャップに苦しむことになります。
このギャップから抜け出すためには、現実を知る、つまり自分の弱みを知ることが大事になってくるわけです。
ちなみに自分の弱さばかりを探していても、それはそれで、ただのないものねだりになってしまうので、同時に自分の強みも見つけるように心がけるといいでしょう。
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理由3.他人を許せるようになる
3つ目の理由は、他人を許せるようになることです。
自分の弱さを認められるということは、他人の弱さを認められることにもなります。
なので、試合中相手がイライラしてたり、強引なモメをしてきても、「勝負に必死になってるから、こういう態度になっちゃってるんだろうな」といった感じで、相手を許すことができます。
これは、試合中の自分のメンタルを安定させるのに役立ちます。
ちなみに、自分の弱さを認められないのに、相手の弱さを認めるというのはまずできません。やろうとしても、どこかで必ずイライラすると思います(筆者体験済み)。
競技かるたの試合において、険悪なムードにしないというのは、自分のパフォーマンスを最大限に発揮するためにも大切なことなので、まずは自分の弱さを認めることから始めましょう。
自分の弱さを自覚する方法
自分の弱さを自覚したほうがいい理由がわかったところで、じゃあどうやって弱さを自覚すればいいのでしょうか。
特に、弱さを見せることをよしとしない環境で育った人にとっては、なかなか難しいことだったりします。
そこで、具体的にどのようにして自分の弱さあを認めていけばいいのかを、解説していきます。
まずは意識することから
まずは一番簡単な方法として、弱さを自覚しようと意識することから始めてみてください。
意識していると、こういうところが自分の弱さだな、と気づける場面が徐々に増えてきます。
そのたびに、がっかりするのではなく、弱みを見つけることができた!と、喜んでみましょう。強くなるためには、弱みを知らなければならないのですから、弱みを見つけられたということは、非常にうれしいことなのです。
強がりはかっこ悪いことを理解する
もう一つのコツは、強がりはかっこ悪いと理解することです。
たとえば、明確な弱点があるにもかかわらず、それが無いようにふるまっている人を目撃した時、皆さんどんな気持ちになるでしょうか?
いうまでもなく、ださいなーと思うはずです。自分の弱さを認めていない人は、周りからそう見られているものだと自覚しましょう。
そう考えると、弱みがないように見せかけるよりも、おとなしく弱みを認めちゃったほうが楽だし、スマートに思えてきませんか?
人間誰しも弱みというのは持っているものです。完璧な人間なんていないのに、それを演じようとしている人間はものすごく滑稽です。それならいっそ、弱みをさらけ出しているほうが得なことが多いと思います。
おわりに
というわけで、今回は弱みを自覚することの重要性についての記事でした。
これは競技かるただけではなく、人生においても重要なトピックスになると思うので、これを機にぜひ実践していただきたです。
本当、今まで弱みを自覚していなかった人が自覚できるようになると、びっくりするぐらい強くなると思いますよ。
競技かるたで強くなろうと思ったら、人間的にも強くならないといけないと私は思うので、こういったメンタル部分もしっかり鍛えてくださいね。